いつかあんな風に英語を喋ってみたい。
英語を勉強していると、ネイティブや英語上級者を見る度にそう思いますよね。
そんな私も、英語を流暢に喋れたらなぁ、と思いながらオンライン英会話を始めて早4年が経ちました。
流暢に喋れるようになるにはまだまだですが、オンライン英会話を始める前に比べれば見違えるほどスキルアップしています。
(あまりに最初のレベルが低かった、というのもありますが。。涙)
そこで、今回は私がどのようにスキルアップしてきたかについて、ご紹介しよう!とも、思ったのですが、ちょうど先日キャンブリーの講師の方から、
「流暢に喋れるようになるための秘訣」
をたまたま伝授してもらったので、今回はその秘訣を皆様にも共有したいと思います!
ただそのまま共有しても面白くないので、私の解釈と私自身のこれまでの経験もふまえてより分かりやすくお伝えします!
ぜひみんなでトライしましょう!私も頑張ります、、
この記事で解決できる悩み
- ネイティブのようにすらすら喋れない
- どうすれば流暢になるのか分からない
結論(英語を流暢に喋れるようになるための11の秘訣)
- プレッシャーに慣れる
- 速読する
- 洋楽を利用する
- 毎日英語に触れる
- テクノロジーを最大限に活用する
- レベルに合ったコンテンツを利用する
- 発音を鍛える
- 単語ではなくフレーズを学ぶ
- うまく喋れない悶々を受け入れる
- 会話の準備をする
- 文法を意識しすぎない
流暢に喋るとは
そもそも「流暢に喋る」とはどういうことでしょう。
私は、「流れるように滑らかに喋る」ことだと思いますが、どうやら講師の方の考えも同じようです。
単に上手く喋れるというのではなく、話している最中に止まったり、ためらったりすることなく、スムーズに喋ることを「流暢に喋る」とここでは定義してみます。
このとき、この流暢さには二つの側面があると言います。
ひとつは物理的な側面です。
流暢に喋るには当然、口から英語の音を速く、そして滑らかに繰り出す必要があります。
そしてもうひとつはメンタル的な側面です。
頭の中で、次に何を喋ろうかということを考えながら、適切なワードをチョイスし、素早く滑らかに文章を組み立てる必要があります。
流暢に喋るためには、この2つをそれぞれクリアしていく必要があるのです。
そしてこの2つの課題をクリアするために最も重要なことは、外に飛び出して英語を喋ること。
とにかく、人に話しかけてコミュニケーションをとることが重要だということです。
これは、英会話教室に通うだとか、英語カフェに行くだとか、海外留学するだとか、そういうことだけではありません。
もちろんそういう形で英語に触れることもイイですが、まずは最もハードルの低いであろうオンライン英会話で十分だと思います。
オンライン英会話で、たくさんの人(講師)とたくさんの会話をすることで、課題クリアに大きく近づきます。
もちろん、身近に英語を喋れる友達や知人がいれば、その人とたくさん喋るのもいいでしょう。
どんな形でも良いので、会話する機会を作ることが重要です。
リーディングを鍛えればリーディング力が、リスニングを鍛えればリスニング力が高まることはあります。
しかし、スピーキング力を高めるにはスピーキングするしかないのです。
そして、スピーキングだけは、机上で本から学べるようなものではなく、より実践的なトライを通じて学ぶしかありません。
これは、スポーツや楽器演奏と同じです。
日常的に練習を積み重ねることが重要で、講師曰く少なくとも週に2~3時間の練習がスキルアップには必要とのことです。
個人的には、これまでの経験から、15分でもいいので毎日練習することがより重要と感じます。
しかし、私たちは頭では分かっていても、なかなか動き出せないものです。
「英語の話し相手がいない」
「英語を喋るのが恥ずかしい」
「英語を喋るなんてそもそも難しすぎる」
今回はそんな人にも有効な「流暢に喋れるようになるには」の秘訣をご紹します。
では早速見ていきましょう!
流暢に喋れるようになるには
プレッシャーに慣れる
日本語を喋るときは感じないのに、いざ英語を喋ろうとすると突然謎の大きなプレッシャーを感じますよね。
そしてこれは、英語を喋れるようになるために絶対に必要なことでもあります。
わたしたちは今できることを最初からできたわけではありません。
生まれたときは日本語も喋れなかったし、小さいころは自転車にも乗れなかったし、大人になってとても苦労して身に着けたこともあるでしょう。
このように、人はできないことをできるようにしようと、たくさんの努力を積み重ねてちょっとずつできるようになっていきます。
そして、その過程は決してラクなものではありません。
うまくできなくて困ったり、悩んだりしたこともたくさんあるでしょう。
しかし、まさにその過程が英語学習においても重要なのです。
まずはそのプレッシャーに触れることです。
そのプレッシャーに触れないことには何も始まりません。
逆に言えば、いま勇気を出して、英語を喋ることにチャレンジしているあなたは絶対に着実に成長しています。
そして、最初はプレッシャーに感じていたことも100回繰り返せばプレッシャーを感じなくなります。
慣れてしまうのです。
慣れてしまえばこっちのものです。
最初は感じていたプレッシャーを感じなくなる。
まさにあなたが成長した証です。
つまり、まずはプレッシャーを感じ、そしてそれに慣れる。
これこそが「流暢に喋る」ための第一歩とも言えます。
しかし、いきなりプレッシャーがかかる状況に自分を置くのも勇気が要るものです。
ということで、以降では、できることからやっていきましょう!という観点での秘訣をご紹介していきます。
それでは引き続き一緒に見ていきましょう!
速読する
とにかく音読してみましょう。
教科書でも、ネット上の記事でも、英字新聞でもなんでもOKです。
ただし、自分のレベルに合ったものをチョイスすることが重要です。
分からない単語やフレーズが多いと、いちいち調べる必要があり、音読に集中できません。
そのため、できる限り簡単な文章をチョイスしましょう。
そして、その文章をできるだけ速く読んでみます。
繰り返し読み、自分の中で最速を目指します。
適当に読んでは意味がありませんので、可能な限り速く、で大丈夫です。
わたしの場合は、オンライン英会話後に講師から届くメッセージをひたすら音読していました。
だいたいは定型文で同じようなことが書かれているため、難易度は高くなく、繰り返し読むことで英語の音を口から出すことに慣れてきたなと強く実感した記憶があります。
ちなみに、この速読。
みなさまもうお気づきかもしれませんが、冒頭で述べた物理的な側面(口から音を出すこと)に、とっても効果的なのです。
英語を喋るとき、舌の使い方や口の動かし方は日本語のそれと大きく異なります。
最初はそこまで意識する必要はありませんが、スムーズに口から音が出てこないなと思ったら絶好の成長チャンスです。
スムーズに発音できるように鍛えて(慣れて)いきましょう。
うまく発音できないフレーズがある、そもそもどうやら英語っぽい喋り方じゃないな、など、まずはそういった気付きを得る、という意味でも速読にトライする価値があります!
洋楽を利用する
口から英語を発音するには洋楽を利用するのも1つの手です。
洋楽にも様々なスピードのものがあるため、そのスピードに合わせて英語を発音できるように鍛えるというのはとても効果的な手法です。
まずは好きな洋楽を一曲チョイスし、歌詞を見ながら口ずさみましょう。
当然この時も自分のレベルに合わせて、ゆっくりで、あまり難しい単語を使っていない曲などをチョイスすると良いでしょう。
ちなみに、わたしのオススメはバックストリートボーイズです。
音楽のカッコ良さはもちろんですが、比較的ゆっくりとした曲も多く、聴き取りやすい印象です。
色んな曲が好きですが、中でも 「As Long As you Love me」をよく聴いていました。
まずは、自分の好きな洋楽を一曲極めてみるのも良いですね。
そして徐々にレベルを上げていく。
そうすればきっと英語の発音に慣れている自分に気付くはずです!
毎日英語に触れる
誰もが理解している通り、やはり英語に触れる時間を増やすことは重要です。
しかし、忙しい日々の中で英語に触れる時間を作ることは至難の業かもしれません。
そこで、おすすめなのが身近なところから英語環境を取り入れていく、ということです。
例えば、
・スマホの言語設定を英語にする
・洋楽を聴く
・ニュースを英語で読む
・洋画やアメリカドラマにハマる
・英語で日記をつける
などなど、わざわざ時間を作らずとも、移動中や趣味の一環としてできるものが多くあります。
自分に合ったものを日々の生活に取り入れて、いつの間にか英語に触れている時間が増えている、という状況を作り出しましょう!
テクノロジーを最大限に活用する
今の時代、英語を学べるツールやアプリは山ほどあります。
逆に言えば、山ほどあるモノの中からわたしたちは、より自分に適したものを選択する必要があります。
そして、現在最も最強なコンテンツ、、、それはやはりYouTubeでしょう。
有料レベルのレッスンと同等、あるいはそれ以上のクオリティーの動画が山ほどアップされています。
そして、それを自分の手で選択し、何度も繰り返し見ることができるのです。
これを活用しない手はありません。
好きなユーチューバーの動画を見るだけでも得られるものは多くあると思いますし、英語学習のモチベーションにもなると思います。
ちなみに、みなさんもよくご存知かと思いますが、私のオススメはこちらです。
・バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika
・バイリンガルベイビー英会話
・Atsueigo
・TED
・Hapa 英会話
レベルに合ったコンテンツを利用する
先にもちょっとだけ触れましたが、自分のレベルに合ったコンテンツ選びは非常に重要です。
「ネイティブみたいに喋りたい」と思うと、どうしても背伸びして難しいコンテンツを使って勉強したくもなるのですが、
これは逆に遠回りになってしまう可能性があります。
また、あまり難しいコンテンツを選ぶと、その難しさからやる気をそがれ、英語学習を断念してしまう可能性さえもあります。
わたしはアメリカドラマが好きで、それを英語学習にも使えたらなと思うのですが、実際には英語の子供向けアニメなどを見る方がベターと言えます。
ちなみにわたしのオススメの英語アニメはこちらです。
・Peppa Pig
発音を鍛える
流暢に喋るうえでやはり発音も重要です。
これは、ネイティブのようなアクセントを身につけなければいけないという意味ではありません。
会話が成立するためには、やはりお互いに何を言っているか明瞭に聞き取れる必要があり、そのために発音は重要なのです。
発音を鍛えるには、ネイティブが喋るときの口や舌の動きに着目するのが効果的です。
真似るようにして口や舌を動かしてみましょう。
また、真似るという意味では、シャドーイングも効果的です。
聴こえた音をそのまますぐに発音してみる、というシンプルな学習法ですが、英語における口や舌の動きに慣れるには非常に良い方法だと思います。
単語ではなくフレーズを学ぶ
冒頭で述べた通り、「流暢に喋る」には、話し途中で止まったり、躊躇することなく、円滑に喋ることが必要です。
しかし、もしあなたが単語だけにフォーカスした学習をしている場合、それは非常に難しいです。
なぜなら、喋るということは、文章を発音することであり、もし単語1つ1つを意識的に組み合わせて文章を作り続ける必要がある場合、エラー無く脳をフル回転させ続ける必要があるからです。
これは非現実的ですよね。
単語で覚えるより、フレーズで覚える方が、文脈も含めて覚えやすいし、より実践的です。
フレーズで覚えておけば、それを使うシーンも合わせて記憶できるため、会話の中でより使いやすくなります。
うまく喋れない悶々を受け入れる
当然ですが、私たちは日本語でなら、ちょっとしたニュアンスの違いを表現できるし、ユーモアを交えて話したりもできます。
でも英語ではなかなかそうは行きませんよね。
冗談を言おうものなら、思わず相手を傷つけてしまったり、全く意図しないことが伝わってしまったりということもあるでしょう。
でも仕方ないです。
それでいいんです。
それを恐れていてはいつまで経っても成長はありません。
ミスして初めて学ぶのがわたしたち人間です。
ミスからは多くのことを学ぶことができます。
逆に、ミスしないと得られることは僅かですし、定着度も低いです。
ミスを許容しましょう。
うまく喋れないこの悶々とする気持ちを受け入れて、ミスを恐れずチャレンジを続けましょう。
そうすると山の向こうが見えてきます。
山だと思っていたものがちょっとした丘だったことに気付きます。
まずは登ってみる。
そんなマインドを大切にしたいですね!
会話の準備をする
流暢に喋れるようになりたいんだから、会話の準備なんて論外だ。
と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしたちがまだそれほど高いレベルに無い場合、会話の準備をしておくことは非常に効果的です。
今日学んだことを明日のレッスンで使ってみるためにちょっと文章を考えてみるなど準備をして、本番さながらにレッスンを行い、「うまく喋れた!」あるいは「全然伝えられなかった、、」と反省する。
これはまさに学習のあるべき姿とも言えます。
自分が得意な会話パターンを作れば作るほど、「流暢に喋れる」ようになります。
やはり一瞬で流暢に喋れるようになる方法などありません。
こうした地道な積み重ねが大きな成長に繋がるのです。
なお、簡単な便利フレーズについてはこちらでご紹介しています。
【挨拶編】
【相槌編】
文法を意識しすぎない
どの講師も口を揃えて言いますが、実はネイティブはそれほど正確な文法を使って喋っていません。
つまり「理解できれば良い」ということです。
「流暢に喋れる」ようになるためには、文法より、喋ることの優先順位を高める方がベターです。
文法を気にして喋れなくなってしまうのはとてももったいないです。
喋っている中で、うまく伝えられなかったなと感じたポイントだけを文法的に学ぶなどする方が効果的です。
ネイティブでも完璧に使っていない文法に対してわたしたちが完璧を求める必要はないと思います。
文法的間違えは徐々に改善するとして、まずは喋ることの優先順位を高めましょう!
まとめ
今回は、「流暢に喋れるようになるための11の秘訣」をご紹介しました。
ネイティブのように喋れるようになる夢は、一朝一夕に叶うものではありません。
日々の積み重ねを大事にしていきましょう!
そして、今回ご紹介した秘訣をどれか1つでも取り入れて、ありたい自分に近づきましょう!
一緒に頑張りましょう!
- プレッシャーに慣れる
- 速読する
- 洋楽を利用する
- 毎日英語に触れる
- テクノロジーを最大限に活用する
- レベルに合ったコンテンツを利用する
- 発音を鍛える
- 単語ではなくフレーズを学ぶ
- うまく喋れない悶々を受け入れる
- 会話の準備をする
- 文法を意識しすぎない